
移植度の低いコンソールゲームからアクションアドベンチャーやレーシングシミュレーターまで、ゲーミングキーボードとゲーミングマウスが必ずしも最適な入力方法ではない場合が少なからずあります。ピクピクとした反応やピクセル単位の完璧な照準が求められるゲームでは、キーボードとマウスを愛用するのは簡単ですが、ゲーミングPCでプレイする際には、ゲーミングコントローラーの違いによって優位性を発揮できる分野がたくさんあります。
また、従来のゲーム用コントローラーに加えて、ジョイスティックやファイティングスティックなど、特定のゲームに特化したコントローラーも数多く存在しています。そこで、様々なカテゴリーのベストコントローラーをご紹介します。ゲームにコントローラーが必要な場合は、キーボードとマウスを十分に休ませることができます。
Xbox Core コントローラー

Xbox Core コントローラーは、PCゲームでの使用方法に柔軟性を持たせています。コントローラーは、入力遅延を軽減するためにUSB接続することもできますし、オリジナルのXbox Oneコントローラーにはなかったワイヤレスの代替手段としてBluetooth接続することもできます。さらに、PC用のXbox Wirelessアダプターがあれば、低遅延のワイヤレス接続が可能になります。
このような多機能性に加えて、Xbox Core Controllerは人間工学に基づいた優れたデザインを採用しています。これまでのコントローラと同様に、コントローラの側面と背面にグリップを設けることで、より握りやすくなっています。トリガーのグリップ力も向上しています。また、D-Padも「Xbox Elite」と同様の新デザインに変更され、触感も向上しています。コントローラーの3.5mmジャックを使ってヘッドフォンを接続すれば、PCとの間を走る配線の数を抑えることができます。このモデルでは、マイクロUSBがUSB-Cに進化しているので、「Xbox コア コントローラー」では、このケーブルを忘れることができます。
PowerA エンハンスド・ワイヤード・コントローラー
PowerA エンハンスド・ワイヤード・コントローラーは、MicrosoftのXboxコントローラーの形と感触からあまり離れていないコントローラーとして、低価格を実現するためにワイヤレス接続をやめた強力なオプションです。Xbox OneやXbox CoreのコントローラーをPCとワイヤレスで使用するには、専用のアダプターが必要となるため、おそらく多くの人は有線接続を選択するでしょう。
コントローラー本体は、2つの振動モーターにより、それなりの重さがあります。ゲームに必要なすべてのボタンを備えています。さらに、Xbox Elite Controllerを参考にしています。PowerA Enhancedコントローラーの下側には、フェイスボタンのショートカットとなる2つの小さなボタンがあります。これにより、親指をアナログスティックにしっかりと固定しながら、ABXYコントロールにマッピングされた能力を作動させることができます。
ロジクールF310

熱心なキーボード&マウスゲーマーの方には、ロジクールのF310がお勧めです。たった15ドルで、デュアルジョイスティック、バンパー、トリガー、4つの標準的なフェイスボタン、さらには8方向のD-Padなど、必要なものがすべて含まれています。
短くてゴツゴツしたグリップは人間工学的に優れているとは言えないですが、「Grand Theft Auto V」や「Battlefield V」のようなゲームで車を運転するために短時間だけコントローラーを手にするのであれば、問題にはならないでしょう。
Turtle Beach Reconコントローラ
PCでゲームをするとなると、あちこちに配線が張り巡らされているので、有線のコントローラーを追加すると、さらにごちゃごちゃしてしまいます。しかし、Turtle Beach Recon Controllerは、非常に高性能な入力デバイスを提供してくれるので、ごちゃごちゃしたものを減らすことができます。コントローラーにヘッドセットを接続することができ、さらにボリューム、ゲームとチャットのミックス、マイクのモニタリングなどのオーディオコントロールも搭載しています。
コントローラー本体は、Xboxスタイルのレイアウトで必要なものがすべて揃っているので、Xbox Game PassのゲームやSteamで配信されている豊富なタイトルにも対応しています。また、多くの操作部にテクスチャー加工を施し、ラバー製のグリップでしっかりと握ることができるほか、Recon Controllerには2つの背面パドルボタンが搭載されており、指先での操作性がさらに向上しています。